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3度目の正直のスタート
KhodaaBloom(コーダーブルーム)はホダカ株式会社が2007年に立ち上げたスポーツバイクブランドです。ホダカはもともと軽快車などの実用車を製造してきた自転車メーカーです。生活習慣の変化や今後の人口減少に伴う実用車の将来的な需要の先細りを懸念し、本格的にスポーツバイクマーケットへの進出を決定し、2017年で10年が経過しました。

過去にも2度スポーツバイクの自社ブランドを立ち上げましたが、それらはいずれも慣れないスポーツバイク市場への対応力が不足し失敗に終わっていました。ホダカの社内はこれに意気消沈し、従業員の間には「やはり自分達にはスポーツバイクなんてムリ」という雰囲気が漂っていました。

しかし、それから数年が経過し、会社のトップからみたびスポーツバイクの展開にチャレンジしよう!との号令が出されました。それにはすぐに従業員達もやる気になりませんでしたが、当時に新入社員たちが中心となって準備をすすめてきました。ブランド名はその時の立ち上げメンバーで検討を重ね、社名であるホダカ(Hodaka)のアナグラム(文字の入れ替え)でいこうということになりました。そして「K」の文字をアタマにもってきて「希望」をもってこのブランドを展開しようという意味を込めたブランド名を考案しました。後半のBloomはまさに「華やぐ」という意味で自転車のある華やいだ生活を提供しようという想いが込められています。

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第1回KhodaaBloom展示会の様子。華々しくスタートを切った。




カジュアルスポーツバイクブランドからの大転換
2007年の立ち上げから数年間は、KhodaaBloomのラインナップの中でカゴ・ドヨロケ付の実用的なアルミフレームのスポーツバイクが人気でしたが、2014年からはよりスポーツバイクとして性能面に特化したバイクの開発にチャレンジしました。手始めとしてまずはそれまで日本国内で10万円以下で販売されていたクロスバイクの中で最軽量にチャレンジしました。

フレームについては、軽さと走行性能を兼ね備えた図面を作成し、その図面をもとに開発期間を短縮するために当時アルミフレーム開発の工程で誰も使ったことのなかった3Dプリンターでモックサンプルを製作し、種々の部品をモックサンプルに取り付け完成車としての外観確認行い、それから金型を製作し、軽量化したフレームを開発しました。部品については日々電子秤と格闘し、部品の性能確認のために試走を繰り返し最終的にスペックを決定しました。そしてついに完成した新製品の重量は8.7kgとなり最軽量クロスバイクの称号を謳うことができるようになりました。そのモデルこそ幾多の仕様変更を重ねて今なおクラス最軽量として発売されている「RAIL 700SL(レイル700SL)」なのです。

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左:最軽量を達成したRAIL700SL 右:当時アルミバイクでは珍しい3Dプリンタを用いたモックサンプル




レーシングバイクへの挑戦
最軽量クロスバイクを発売したKhodaaBloomが次なるステップアップとして見定めたのは、日本のスポーツバイクにおいて欠かすことのできないレースシーンへの挑戦です。そこでKhodaaBloomは、2013年に発売したロングライド向けカーボンバイク「FARNA9000」からノウハウを重ね、ブランド初のレーシングカーボンロード「FARNA PRO」を開発しました。

また、同時進行でRAILで培ったアルミバイクの技術を盛り込んで超軽量アルミレーシングバイク「FARNA SL」を開発しました。「FARNA SL」はアルミロードバイク完成車『世界最軽量』を達成。走行性能や快適性においても優れた「FARNA SL」は当時のアルミバイクシーンに一石を投じる名機となりました。

これらのモデルを軸にレースシーンへの階段を一段づつ登ろうと考えていたKhodaaBloomでしたが、その矢先に出会いを果たしたのが日本最高のロードレースシリーズ「Jプロツアー」に参戦を決めたHonda栃木でした。ちょうど機材スポンサーを探していたHonda栃木とKhodaaBloomは意気投合。2014年に機材提供契約を結びました。これが2018年現在に続くHonda栃木との歩みの始まりです。

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レースを駆けるHonda栃木。日本最高峰の舞台で1秒1mmを競う。




国産クロモリロードバイクの誕生
「RAIL700SL」の開発やレースシーンへの挑戦をしながら、常にKhodaaBloomが意識してきたのは「日本ブランドとして日本のスポーツバイクシーンを元気にする」という強い使命感です。私達にしかできないことは何か?自問自答の末に見つけたのは「本物のクロモリロードバイク」。「長く愛用していただける華麗で美しいクロモリフレームを、多くの人に届けることはできないか」との想いでした。

そうして生まれたのは日本の職人の手で生み出された国産クロモリロードバイク「GIGLIO」です。GIGLIOは、量産効率という尺度を超えて、精度と性能を徹底的にこだわった超一級のレーサーです。
華麗なフレームに洗練された匠の技と日本の道を走るのにフィットするジオメトリーが兼ね備えられたまさに「日本人のための日本人によるスポーツバイク」への一つの答えが形となりました。

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フレーム溶接をおこなうGIGLIOビルダーの松田氏。氏は日本最高峰のマスタービルダーとも言うべき存在だ。




KhodaaBloomのこれから
KhodaaBloomはこうして歩みを進めてきました。

KhodaaBloomはこれからも「日本人による日本人のためのスポーツバイク」を作り続けます。
そして一人でも多くの方にスポーツバイクの魅力を知っていただく。
日本ブランドとして、私たちにしかできない形で「日本のスポーツバイクシーンを元気にする」
そのためにKhodaaBloomは走り続けます。

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