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【自転車の交通ルール②】交差点の通り方、ちゃんと知っていますか?

当記事は2018年1月26日時点の情報です

みなさんは、自転車で交差点を通る時、どのような方法で通行していますか?今回は、自転車の交差点の通行方法で注意してもらいたい点を2つご紹介します。

1,右折の方法

Q.交差点を右折したいときはどの方法が正しいでしょうか。
Q1
A.『①向かい側まで直進し、向きを変えて再び直進する』が正解! 自転車をはじめとした軽車両が交差点を右折するときは、できるだけ道路の左端に寄って、安全を確かめながら向かい側まで直進し、右に向きを変えて曲がります。信号がある場合は、道路を横断するごとに信号に従い、2回に分けて右折します(二段階右折)。 自動車のように、交差点を右斜め方向に一気に右折することは道交法違反になります!Y字路やそれ以上の本数の交差点(5差路など)で右側へ進みたいときも、この方法を守ればOKです。 くわしい記事はこちら→五差路をどうやって走るか

2,左折レーンがある時の直進方法

Q.「左折レーン」がある道路を直進したい場合、 自転車はどこを通ればよいのでしょうか。
Q2
A.『①そのまま左折レーンを進む』が正解! 左折レーン(左折車通行帯)のある車道で、その交差点を直進したい場合は、直進レーンに移動するのではなく左折レーンを直進するのが正しい通行方法です。これは、自転車は車道の一番左側を通行するというルールがあるからです。 しかし、対面する信号が赤色の場合は停止線直前で停止しなければいけませんが、左折矢印の信号に従って左折する車が接近してきて危険を感じる場合があります。その時は、自転車から降りて歩道に上がって待ちましょう。

3,まとめ

この記事では以下の2点をご紹介しました。 ①右折時は向かい側まで直進し、向きを変えて再び直進する(二段階右折) ②交差点を直進するときは、左折レーンがあっても車道の一番左側を進む 交差点を通る時は、ルールを守りつつ、手信号などで後ろの自動車ドライバーとのコミュニケーションを図ることが大切です。 また、車道の交通量が多く危険を感じる時は、自転車から降りて歩道へ移動し、歩道を「歩行者」として自転車を押して歩く方法もあります。自転車の『乗れば車両、押せば歩行者』という点をうまく活用して、安全な通行を心がけましょう!
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