ニュース

サイクリングのパフォーマンスが劇的に上がるコーヒーのすごい効果って?


普段何気なく飲んでいるコーヒーには、サイクリングのパフォーマンスを向上させる効果がいくつもあったんです。今回は、コーヒーに含まれる成分とその効果についてお話します。


コーヒーのすごい成分①カフェイン


カフェインとは、コーヒーに含まれる成分のひとつです。100mlあたりの含有量は約60mg(1)で、コンビニに売っているホットコーヒーのレギュラーサイズは150ml入っているので、カフェインの含有量は約90mgとなります。ペットボトルコーヒーやインスタントコーヒーのカフェイン含有量は成分表示欄に記入があります。
 
■注意力・集中力の低下を防いで安全な走行ができる!
 
カフェインを一度に75mg以上摂取した場合にこの効果を生むことが検証されています。ネスレ日本による調査では、光の点滅間隔がどこまで細かく区別できるかを測る認知機能テスト(スリッカーテスト)を実施すると、水(コントロール)摂取後では、しだいに認知パフォーマンスの低下が観察されますが、カフェインを含むコーヒーを摂取すると低下が数時間抑制されます。(2)とあります。
出かける前や休憩時にコーヒーを1杯飲むことで注意力や集中力が向上してより安全な走行を心がけることができ、運動のパフォーマンスも自然と上がるのです。

3_1

 
■中性脂肪がエネルギーに変わり、走れる距離が長くなる!
 
サイクリングやランニングといった持久運動(有酸素運動)の1時間前にコーヒーを飲むことで血液中の遊離脂肪酸が上昇して中性脂肪を分解させ、その脂肪をエネルギー源として使うことができるようになります。この事実はさまざまな研究で報告があります。例をあげると、大学生を対象にコーヒー1.5杯を飲んだ後に1,500 m走をすると、平均タイムが約2秒短縮することを確認しているそうです。(3.4)コーヒーを飲むことでもともと体の中にあった中性脂肪からエネルギーを抽出できるようになるということは、ダイエットにも効果的だといえます。

また、2004年までカフェインはドーピングの検査対象とされていました。現在、カフェインは飲み物などから日常的に摂取されるものであるため指定薬物リストから外されていますが、それくらい、カフェインは一時的な運動能力を向上させる力を持っているのです。

4_1


コーヒーのすごい成分②ポリフェノール(クロロゲン酸)


ポリフェノールは美容に効果があると聞いたことはありませんか?実は、コーヒー1杯分にポリフェノールの1種である「クロロゲン酸」約280mgも含まれており、カフェインの含有量よりも多いのです。
 
■サイクリング中の紫外線をブロックして肌の老化を防ぐ!
 
この時期のサイクリングで気になるのは「紫外線」。シワやシミといった肌老化の原因の8割は紫外線と言われており、さらに紫外線を退治しようと体内で働く活性酸素は疲労の原因となります。
ポリフェノールには、そういった紫外線の影響を打ち消す力(=抗酸化作用)があります。コーヒーはアフリカなどの紫外線が強く暑さも厳しい地域で育った植物のため、紫外線から身を守ろうとする力が発達しているのです。成人女性を対象に行った調査では、ポリフェノール摂取量が多いほど、紫外線によるシミが少ないという結果が得られています。(5)

1


コーヒーのすごい成分③香り


コーヒーの香りが好きだからコーヒーを飲んでいる、という方も多いですよね。実はその香りも良い効果をもたらしてくれていました。
 
■アロマ効果でリラックスしてサイクリングができる!
 
コーヒーの香りには、気分を落ち着かせてリラックスでき、集中力も増すという結果が出ています。(6)もしあなたがスポーツバイクでレースに挑戦するときは始まる前に飲んだり、サイクリングや通勤で自動車の流れにのまれて精神的な疲れが溜まってしまった時にカフェでコーヒーを飲んで休憩するとリラックスでき、気持ちを新たにして走り始めることができるでしょう。

2


まとめ


普段何気なく飲んでいるコーヒーは、心身ともにサイクリングに良い効果をもたらしてくれることが分かりました。最近では、スタンドの付いていないスポーツバイクを駐輪できるサイクルラックがあるサイクリスト歓迎のカフェや、自転車がコンセプトのカフェが増えています。これからの楽しみ方のひとつとして、コーヒーを飲むことを取り入れてみてはいかがでしょうか。
※1日3杯程度にし、飲みすぎには注意しましょう。

<参考文献>
1.全日本コーヒー協会-コーヒー図書館
2.ネスレ日本-14.コーヒーで集中力が持続するって本当?
3.全日本コーヒー協会-コーヒーと運動の関係を読み解く。
4.日常生活の中におけるカフェイン摂取-カフェインの精神運動刺激作用と行動遂行-(2016)
5.ネスレ日本-ポリフェノールとコーヒー
6.全日本コーヒー協会-香りから生まれる、「癒し」と「集中力」。

Share on FacebookShare on TwitterShare on Google+このエントリーをはてなブックマークに追加LINEで送る