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ウェアの汚れ、どうやって落とす?長持ち&最適な洗濯方法!

当記事は2017年6月18日時点の情報です

HP
梅雨は、突然の雨や路面の泥などによってウェアが汚れやすい季節です。今回は、サイクルウェアの持ちが良くなる洗い方と、レインウェアの撥水性を失わない洗いかた、そして手強い泥やチェーン汚れの落としかたをお教えします!

1.持ちが良くなるサイクルウェアの洗いかた

①他の洗濯物を傷つけさせないように、ファスナーやベルクロは閉じて裏返す。 ②洗濯ネットに入れる。 ③中性洗剤を入れ、洗濯機で洗う。柔軟剤や漂白剤は入れない! ※柔軟剤を使用すると吸水性が阻害され、本来持っている『吸湿速乾性』が損なわれてしまいます。 ※漂白剤を入れると、色落ちの可能性があります。 ④風通しのいい場所で陰干しする。縮んでしまうため、乾燥機はNG!
1-1.裏返し 1-2.ネット
1-3洗剤投入 1-4.陰干し

2.撥水性を失わないレインウェアの洗いかた

レインウェアなどの『防水透湿性素材』のアイテムは、「洗濯をすると、水をはじく撥水(はっすい)効果が落ちてしまうのでは?」と悩む方もいると思います。でも、通常の洗濯に+αするだけで撥水効果を保つことができるんです。 ①~③はサイクルウェアと同じです。 ④撥水性を失わせないため、洗剤が残らないようしっかりすすぐ ⑤水を切って風通しのいい場所で陰干し(脱水しなくてOK) ⑥完全に乾いたらアイロンや乾燥機で熱処理!  乾燥機の場合…乾いたウェアを乾燥機に入れ20分温風乾燥する。  アイロンの場合…低温・スチームなしの設定で当て布をする。 熱処理をすることで、撥水基が整列しなおし、撥水性が回復します。 ※お持ちのウェアのメーカーサイトで洗濯方法を確認した上でお試しください。
アイロン

3.泥・チェーン汚れの落としかた

泥やチェーン汚れなど、頑固な汚れを落とすことができる洗剤として、『ウタマロ石けん』がオフロードレースを戦う選手などに愛用されています。今回はウタマロ石けんを使った汚れの落としかたをご紹介します。 ①洗濯機に砂が入らないよう、水で砂を流す。(泥や砂が多い場合は外で!) ②石けんを直接塗りつけ、汚れが落ちるまで丁寧にもみ洗いする。  レインウェアはもみ洗い・叩き洗いNG!40℃以下のぬるま湯に浸けて  押し洗いをする。 ③それでも落ちない時は…  つけ置き洗いや、もみ洗い後に汚れがついている衣類の上に当て布を敷き、  上から歯ブラシなどで叩き洗いをする。 ④通常の洗濯方法へ
3-3.ウタマロ 3-1砂流し
3-2石鹸付ける 3-3当て布
泥・チェーン汚れは見事に落ちました!
チェーン汚れ 泥汚れ
次回のライドを快適に楽しむために、走り終わったら自転車とウェアのお手入れをしっかりと行いましょう♪

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