劇的に脂肪を燃やす朝活ライド!

なぜ、朝なのか? ①体脂肪をエネルギーとして使えるから
私達が運動するとき、エネルギー源として使用するのが血中の糖もしくは体脂肪由来の遊離脂肪酸です。糖は優先的にエネルギーとして使われる性質があるので、脂肪は糖が消費されるまでエネルギーとして消費されません。 そのため、朝目が覚めてから朝食を食べるまでの、血中の糖が少なく体脂肪を消費しやすい状態は脂肪燃焼をさせるゴールデンタイムといえます。 このゴールデンタイムにサイクリングをするのが朝活ライドです!
なぜ、朝なのか? ②一日中脂肪が燃焼しやすい状態になるから
体脂肪は中性脂肪に変換されて体内に蓄えられています。 中性脂肪が燃焼されるには、まずは中性脂肪が分解されて遊離脂肪酸という脂質に変化される必要があります。変化された遊離脂肪酸は血中に移動して、そこではじめてエネルギーとして消費されるのです。 中性脂肪が遊離脂肪酸へと変換されるのを促進するのが成長ホルモンです。成長ホルモンは、交感神経が活性化されることによって多く分泌される状態になります。 朝のライドで交感神経を活性化させることで、ライドだけでなく1日の生活の中でより脂肪を燃やしやすい状態にできるのです。
脂肪燃焼促進ポイント① 脂肪燃焼を促進するコーヒーの効果
コーヒーには中性脂肪を分解し、血液中の遊離脂肪酸を増加させる効果があります。 朝活ライドに出発する前に一杯のコーヒーを味わっておくと、さらに脂肪を燃やしやすい状態にすることができ、よりダイエットに効果的になりますね。 糖質を摂取すると脂肪燃焼の妨げになってしまいますので、コーヒーを飲むときはできるだけブラックで味わいましょう。 ★サイクリングのパフォーマンスが劇的に上がるコーヒーのすごい効果はこちら https://khodaa-bloom.com/news/media/17804/
脂肪燃焼促進ポイント② 脂肪燃焼を加速させる運動強度「ファットバーン」
もともと脂肪を燃焼しやすい有酸素運動の中でも、より効率的に脂肪を燃焼させる運動強度帯が「ファットバーン」です。 「最大心拍数×40~60%」での運動が、脂肪燃焼が効率的に行われる範囲「ファットバーンゾーン」として望ましいとされています。これはゆったりペースからちょっときついくらいの運動強度になります。 これよりも高い心拍数、強度の運動は無酸素運動となり、脂肪はむしろ燃焼されづらくなってしまうのです。 ゆったりペースが脂肪燃焼としても最適なのです。
まとめ
朝活ライドが日中のライドよりも、ダイエットには適しているのが分かりましたね。ここ最近の酷暑もあり、早い時間帯に自転車に乗るのは、自転車の夏の楽しみ方としてもぴったりだと思います! ぜひ、みなさんもお試しください! ※食事前の運動ですので、くれぐれもハンガーノックにならないようお気をつけください。 <参考文献> 1.光文社-「炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限から見た生命の科学~」夏井 陸 2.枻出版社-「BiCYCLE CLUB 2017年12月号」 3.江崎グリコ-パワープロダクションマガジン(心拍数を意識した有酸素運動で、効率よく脂肪燃焼)



