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疲労の回復に効く食材とは?

梅雨が明けた地域が全国的に増え、夏が本番になってきました。 長期休暇や休日にスポーツバイクで旅をしようと計画を立てている方も多いのではないでしょうか。 筆者もその一人で、学生時代も今でも夏は自転車で旅に出ているのですが・・・楽しいサイクリングの天敵と言えるのが「疲労」かもしれません。集中力を保って安全に走り、翌日に疲れを残さないためには身体が喜ぶ食事を摂ることが大切です。 今回は、サイクリング中やサイクリングをした後の疲労回復に効く食材をご紹介します。 疲労回復1

クエン酸を含む食材を摂ろう!

肉体の疲労を感じるのは、活性酸素による酸化ストレスで、サイクリングをした後の筋肉細胞がダメージを受け、修復が必要な状態になることが理由だと言われています。 そこで、ダメージを受けた筋肉細胞を修復するためには「クエン酸サイクル」という回路が重要になります。クエン酸サイクルには、脂肪や乳酸を分解し、エネルギーに変換する力が備わっているのです。 このサイクルを活性化させる働きを持つものが、その名の通り「クエン酸」です。

どんな食材に入っているの?

グレープフルーツ、レモンなどの柑橘類や、梅干し等の酸っぱいものです。 普通の食事には柑橘系のフルーツを一緒に食べたり、りんご酢を飲むというのも効果的です。 IMG_2389

効率的な摂取方法

①数回に分けて摂る! クエン酸は、サイクルを回すために常に必要になる成分ですので、一度に大量に摂るよりは回数を分けて摂ることが理想的です。サイクリング中には、干し梅やパイナップル、リンゴ、キウイ等のクエン酸を多く含むドライフルーツをポケットに入れて、休憩中にいただきましょう。 ②ビタミンB群をクエン酸と同時に摂取する! ビタミンB群も、疲労回復にはもってこいの食材なのです。 特にビタミンB2はクエン酸サイクルをサポートする栄養素ですので、一緒に摂ることで、より効率的にエネルギーが産生され、回復も早まります。 ビタミンB群の食材には、ナッツ類、卵、豚肉、レバー、牛乳などがあります。 B群 サイクリング後の食事には、クエン酸を含んだ食材を摂りつつ、豚肉やレバーなどのビタミンB群とたんぱく質を含む食材をメインとした献立にするのが疲労回復を早めるポイントとなるでしょう。 次回は、疲労回復に効く食材を使った簡単なレシピをご紹介します!
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