当記事は2023年8月29日時点の情報です
KhodaaBloomのエンデュランスロードバイクFARNA(ファーナ)シリーズは、乗りやすさを追求した日本人フィット設計と、操作性を追求したパーツ選定でレースに由来するロードバイクでありながら快適性を高めていてロードバイクは初めて、という方にもお楽しみいただけるシリーズです。
全社員がサイクリングを楽しんで、その経験をフィードバックするものづくりに取り組むKhodaaBloomが、初めてロードバイクにチャレンジする方に向けて、マイペースに心地よくサイクリングを楽しんでもらえるように思いを込めて開発しています。
今回はそんなFARNA(ファーナ)シリーズをご紹介します。
■FARNA(ファーナ)のコンセプト
記事冒頭に書いた通り、FARNAシリーズは初めてロードバイクにチャレンジする方が、マイペースに心地よくサイクリングを楽しんでもらえるように思いを込めて開発しています。では、「マイペースに心地よくサイクリングを楽しんでもらえる」ロードバイクとはなんなのか。KhodaaBloomでは初めてロードバイクにチャレンジする、いわゆるエントリー層の方々が走る速度をおよそ30km/hと仮定し、その速度域で快適に、安定感ある走りを実現するロードバイクとしました。
レースをするためのロードバイクはレースを走るような高速域で安定感を発揮する乗り物ですが、そのような速度域ではなく現実的な速度域で一番たのしんでいただけることを目指しています。
■FARNAシリーズの設計
まっすぐ走りやすいフレーム設計
レーシングロードバイクと比較して、フロントセンターとリアセンターを長くなるように設計することで乗り始めなどのふらつきやすい速度域においても高い安定性を発揮するようにしています。
高効率を追求した低重心設計
FARNAシリーズは世間一般のエンデュランスロードバイク(快適性重視のロードバイク)で採用されるような長いヘッドチューブ設計にすることでのアップライトなポジションを採用していません。エンデュランスロードバイクでありながら敢えて通常程度のヘッドチューブ長にすることで低重心なハンドルポジションを取れるようにし、上半身まで存分に使ってペダリングができるように設計しています。
145cmから乗れる日本人向け設計
FARNAシリーズは日本のスポーツバイクメーカーとしてスポーツバイクの楽しさを知っていただきたいという思いから、多くの人に乗っていただけるサイズ展開をしています。 海外ブランドのロードバイクは、その国のライダーが基準に開発されています。小さいサイズ設定があっても上半身がお買い物用シティサイクルのように起き上がりがちになってしまうことがあります。FARNAシリーズでは、日本人の身長分布にフィットしたフレームサイズを展開しながら、いずれのサイズにおいてもしっかり前傾姿勢をとることができ、ロードバイクに慣れてきたらよりレーシーなポジションにも変えていけるようにしています。アップライトな乗車姿勢でも、レーシーなポジションでもどちらの方向性にも対応することができ、長くご愛用いただけます。
■FARNAシリーズのパーツ選定
ライダーファーストなパーツ選定
KhodaaBloomでは開発する自分たちの「サイクリングを楽しんだ経験」に基づいて製品開発に取り組んでいます。製品に搭載するパーツ選定においてはライダーのライド体験を最優先に考えた「ライダーファースト」を追求し、FARNA TIAGRAではブレーキをワンランク上の105を採用していたり、FARNA 105(DISCモデル含む)ではショートリーチハンドルを採用するなど製品に落とし込まれています。