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2025/04/21 直営店ブログ、稲城店

【台湾】憧れのアイアンマンになってきました!!(出国編)

【台湾】憧れのアイアンマンになってきました!!(出国編)

稲城店の野中です。

〈アイアンマン挑戦の経緯と準備〉
シクロクロス・ロードレースを中心に自転車競技に取り組む私、実は新型コロナウイルス感染症の流行直前にはトライアスロン(特にロングディスタンス)への挑戦を目指して色々と準備をしていました。

トライアスロンのロングディスタンスとはIRONMAN(アイアンマン)に代表される
3.8㎞スイム→180㎞バイク→42.195㎞ラン
という常軌を逸脱した226㎞のレースです。(アイアンマン以外の大会の場合は大会により微妙に距離が変わる)
しかしながら完走者に与えらる【IRONMAN】の称号には不思議な魅力があり「なりたい!」と思うまでにあまり時間はかかりませんでした。

ショートディスタンスやミドルディスタンスのレースを経験し、新型コロナウイルス感染症の流行直前にアイアンマン台湾にエントリーしました。
しかしそこからコロナ禍に突入し海外への渡航はおろか、大会自体が開催できない事態になったため参加権利が年々繰り越され続けていました。
そしてついに今年のアイアンマン台湾2025が参加権利の繰り越し期限となり急遽参加することを決定。
とは言っても精力的にトライアスロンに取り組んでいたのは数年前…
シクロクロスシーズン直後から急遽スイムのトレーニングを開始してなんとかバイクパートに進む事を重点に時間を使いました。

アイアンマンを数回完走している大先輩によると、バイクが得意な選手はバイクパートまで進めばバイクで余裕を作る事が出来るのでランのペースを相当落としても完走できるとの事。これを信じる事にしました。
大会直前までは普段の自転車のトレーニングに加えて仕事の後にプールに通う生活が続きました。
ランに対する不安は最後まで残りましたが、大先輩の言葉と自分の自転車の実力を信じて『歩いてでも完走する』をキーワードに気持ちを落ち着かせました。

〈出発から台湾入国〉
今回の相棒に選んだバイクはこちら

以前までロードレースで使用していたいALTERNA PROのポジションを見直しDHバーとTT用サドルを取り付けました。
現在愛用中の『STRAUSS PRO RACE2』には一体型のカーボンハンドルを取り付けておりDHバーの装着が難しいことと、慣れない海外遠征先でのトラブル時の対応を考えてのバイク選択でした。

飛行機での自転車輸送にはこれまでオーストリッチのOS-500輪行袋を使用してきましたが、海外遠征という事で念には念を入れてSCICON SPORTS のエアロコンフォートという自転車用キャリーケースを用意しました。

127,000円(税込)
値は少し張りますが安心&楽に愛車を飛行機に乗せる事が出来ます。
稲城店にてご注文受付中です♪♪


羽田空港から中華航空の飛行機で台北(松山)空港まで数時間のフライト、時差がちょうど1時間で時間が巻き戻る感覚になるので少し得した気分です♪♪

おいしかった中華航空の機内食

ここからは台湾国内線のマンダリン航空に乗り換えなのですが、予約がないと自転車が載せられないことが発覚!!
今回の遠征をアテンドしてもらっていた先輩が交渉して、ギリギリでなんとか搭乗。
ポンフー諸島に降り立つ事が出来ました!!
帰りも載せられない可能性が高いとね念を押されたので、帰りのことを考えると憂鬱でしたが進むしかありません(笑)


ポンフーへはプロペラ機で。
ホテルまでの送迎車が15分程現れずドキドキするも「ポンフー時間」なだけで無事解決しました。

異国の地でただただ車を待つ不安感…

ホテルにチェックインして繁華街で夕食。

チャーハンが本場のクオリティで絶品でした。
その他は大半が八角とショウガ味!!私は好きな味でした。

コンビニで気になっていたポンフー限定ビールを買って、ホテルが用意したアイアンマン参加者用の広い部屋で自転車のチェックと組み立てをしました。

台湾麦酒『 海島・風』 (ポンフー限定)
名前から爽快感のある飲み味を期待しましたが激甘黒糖味でした(笑)
飲み切りましたがあまり好みではありませんでした.…ハズレを引くのも異国旅の醍醐味ですね…

この日から飲み物の甘さに苦しむ日々がはじまるとはこの時は思ってもいませんでした。

明日はレース前日編です!お楽しみに♪♪