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2024/08/06 直営店ブログ、稲城店

クロスバイクにカゴってつけられる?

クロスバイクにカゴってつけられる?

こんにちは!
稲城店吉田です。

最近たくさんのお客様からクロスバイクにカゴつけられるかよくご質問をいただくのですが、
先に結論をお伝えしますと カゴはつけられます。

しかし、つけられるけど世の中のクロスバイクにカゴがついていないのにはそれなりの理由があります。

メリットと捉えるかデメリットと捉えるかは人それぞれになってしまいますが、
順番にご説明していきます。

①カゴをつける事を考えていない

最初から本質的な理由となりますがこれが一番です。
元々クロスバイクはスポーツ自転車であり、スポーツをするための自転車になります。
サッカーや野球をする時も必要最低限の装備でプレーをするように、自転車も必要最低限の
装備で走る事を前提に製造している為カゴが取り付けられておりません。

②カゴをつける事で操作性に支障をきたす

技術的なお話になりますがクロスバイクにカゴを取り付けるとスムーズな操作性が失われます。
フォークと呼ばれる前輪を取り付けている部品に操作性の違いが出ています。

比較して頂くとわかる通り矢印の前輪の軸部分に違いがあるのがわかるかと思います。
ママチャリにカゴがついていても安定して走る事が出来る理由はここにあります。

この矢印の先の曲がりがカゴがついていても安定する理由です。
スポーツバイクでは①でも記述してある通りスポーツを行う為のバイクでありカゴを取り付ける事を考えていないのでフォーク先の曲がりがありません。
そしてカゴを取り付ける事でハンドル周りの重心が前に移動します。
重心が前に移動する事でハンドルが振られやすくなったり、片足スタンドなどの場合自転車が
倒れやすくなったりします。

この2点がクロスバイクにカゴがついていない主な理由です。

デメリットと感じるような理由が並びましたが、つけるメリットもあります。
クロスバイクの軽さにカゴが付くので走りの軽さに積載量が増えます。
ママチャリと比べ圧倒的に重量は軽いのでカゴを取り付けたとしても軽いです。
軽い自転車で積載機能が欲しいとかであればクロスバイクへのカゴ取り付けをオススメできます。

なのでお客様の自転車の用途などに合わせて決めていくのが最適です。
稲城店でもご相談はお受けしておりますので気軽にご相談ください!

長くなりましたが、いろいろやり方はあるので
経験豊富、カスタム大好きスタッフが多い稲城店にお越しください!

稲城店でお待ちしております!