
暑さを乗り切る水分補給!
当記事は2018年7月28日時点の情報です
今年は歴代国内最高気温41.1℃を観測するほど全国的に猛烈な暑さが続いています。総務省消防庁調べでは7月16~22日までの1週間で約2万2千人の人が熱中症とみられる症状で搬送されるなど暑さの猛威は決して他人事ではありません。
夏場のサイクリングは暑さとうまく付き合うことがカギです。そこで今回は暑さを乗り切る水分補給のやり方をスポーツバイクに乗る前、乗っている最中、乗った後のシーン別にご紹介します。
暑さを乗り切る水分補給のやり方
暑さとうまく付き合うためには、スポーツバイクに乗っている時だけでなく1日を通して水分補給をこまめに行うことが大切です。
ライド前
のどが渇いたと思う前からスポーツドリンクなどを飲み、汗として失われていく体内の水分・ミネラルをあらかじめ補給しておきましょう。運動の30分ほど前に約500ml飲んでおきます。また、ライド前に体重計に乗って今日の体重を測っておくと、ライド後の水分補給に役立つのでおすすめです。
ライド中
スポーツバイクはドリンクボトルを持って走ることができるので、積極的にこまめに水分補給できるのがメリットです。
サイクリング中は1時間当たり約500ミリリットルから1リットルの水分を発汗によって失っていると言われています。15分に1回、コップ1杯程度の水分を補給することが効果的ですが、夏の場合はさらに増やして考えた方が良いでしょう。30分から1時間に1回ボトルが空になるという計算です。
ライド後
こまめな水分補給を行って、走り終わった時に体のバランスを保っているのが理想ですが完璧に補給するのはなかなか難しいものです。走り終わった後は再度体重を測って、失った水分量を素早く取り戻すようにしましょう。
水分補給で熱中症に気を付けよう
今年の夏は例年よりも暑く、熱中症になる人が後を絶ちません。体内バランスを意識した水分補給で無理のないサイクリングを楽しみましょう。