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リムブレーキとディスクブレーキ どちらを選べばいいの?

当記事は2023年6月1日時点の情報です

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スポーツバイクのブレーキシステムには2つの種類があります。リムブレーキとディスクブレーキです。インターネット上ではどちらを選ぶべきなのかといったテーマの記事が数多くあります。

KhodaaBloomでは例外はありますが、多くの製品において製品名に「DISC」とつけられた車種にはディスクブレーキを搭載しています。私達が製品を企画開発するとき、ブレーキシステムに至るまで明確に理由をもって採用しています。

今回はこれからスポーツバイクを始めたい方に向けて、簡単にディスクブレーキとリムブレーキについて解説します。

■ディスクブレーキとリムブレーキの特徴

軽量で手軽なリムブレーキ

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リムブレーキはディスクブレーキと比較すると軽量でシンプルな機構ですので、軽さからくる走行性能の高さやシンプルな機構ゆえのメンテナンス性の高さが特徴です。

安定性と将来性のディスク

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ディスクブレーキの特徴はなんといってもブレーキ性能の高さです。制動力そのものはリムブレーキとも大きな違いはありませんが、雨天時においても普段と変わらない制動力を発揮する性能の安定感が特徴です。また、競技シーンで使われるバイクに採用されるブレーキシステムはディスクブレーキが大多数を占めており、エントリーグレードに至るまで性能の向上などが予想されます。

■リムブレーキとディスクブレーキを比べてみよう

雨天時でも発揮する制動力か、そもそも雨天時に走るのか

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雨天時においても優れた制動力を発揮することはディスクブレーキのメリットとして代表的なポイントですが、そもそも雨天時も走るのかというところを考えてみてもいいでしょう。
サイクリング用途で考えている方は急な雨は別としても雨予報であってもサイクリングに行くでしょうか?一方で日常用途で考えている方は急な雨だからといって通勤通学の手段を変えることができるでしょうか? こういった部分を考えてみて自分の使い方にフィットするバイクを選ぶのがおすすめです。

耐久性は?

ブレーキそのものではなく制動する際に使用されるブレーキシュー/ブレーキパッドに関してはリムブレーキ、ディスクブレーキのどちらも大きな違いはありません。使い方によりますが2000~3000km程度です。
リムブレーキは外観からも交換時期が判断しやすいですが、ディスクブレーキは外観からは判断が難しいですので特に定期的なメンテナンスが重要となります。

ブレーキの操作性は?

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ブレーキの操作性は日々使っていく中で大きく使い心地に関わってくる部分です。
ディスクブレーキの中でも油圧式のタイプはケーブルの取り回しを問わずになめらかな握り心地を実現します。いっぽうでリムブレーキに関してはワイヤーの取り回しや末端処理などで握り心地が変わります。同じ理由で機械式ディスクブレーキは引きが重くなりがちです。

KhodaaBloomではディスクブレーキモデルはほぼすべて油圧ディスクブレーキを採用し、ライド時の体験向上に努めています。

■どちらを選ぶべきか

こう書いてしまっては企画倒れかもしれませんが、ブレーキだけで自転車を選ぶことはできません。
バイクが軽量であればよりスポーツバイクらしい走行性能を楽しむことができます。一方で、ディスクブレーキがもたらすシーンを選ばない制動力の安定感は様々なシーンでメリットがあります。バイクだけでなくその用途に至るまで、さまざまな要素から成り立っていますからブレーキもその一部分として検討することが大切です。

■ディスクブレーキ搭載モデル

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FARNA DISC TIAGRA
希望小売価格 ¥207,900円(税込)
快適な乗り心地のエンデュランスシリーズ「FARNA」のなかでもTIAGRAを搭載したエントリーモデル

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RAIL DISC
希望小売価格 ¥83,600円(税込)
コーダーブルーム販売台数No.1! 油圧ディスクブレーキと太めのタイヤで快適&安全!

■リムブレーキ搭載モデル

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FARNA 105
希望小売価格 ¥207,900円(税込)
道は走り尽くしたか。快適にロングライドを楽しめるエンデュランスロード

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RAIL 700SL
希望小売価格 ¥137,500円(税込)
ロードバイク並みの1350g軽量フレームをベースに軽量パーツを搭載したサラブレッドのようなクロスバイク。サイクリングからロングライドまでどこまでも。

そのほかのモデルは

KhodaaBloomでは日本の道に最適化したスポーツバイクを用途や価格帯ごとに多数展開しています。自転車一覧ページにてご案内しております。